シェムリアップに中国の援助で新空港

カンボジア通信 No.23/76
10月  17日


カンボジア北西部、世界遺産アンコール遺跡群などがあるシェムリアップ州の「シェムリアップ・アンコール国際空港」が10月16日、運営初日を迎え、合計17便の民間機が到着した。2020年3月に着工し、中国の支援で約11億ドルが投資された。正式な開港式典は11月16日に開かれる。

 

この空港は、中国政府の経済構想「一帯一路」の一環として整備費を中国が拠出した。カンボジア政府は、10月17日に一帯一路をテーマとした国際会議が開かれるのを前に運用を開始した。11月の式典には、中国政府高官も招かれる予定だ。

 

クメールタイムズによると、コロナ禍前の2019年にカンボジアを訪れた外国人観光客は約661万人。コロナ禍で激減したが、移動制限が解除されて回復し始めている。新空港は、38本のバースで、年間700万人の利用客を見込んでいる。







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