カンボジアの新型コロナウイルス感染280人に 新たに2人を確認
カンボジア通信 No.20/68
2020年10月6日版
カンボジア国内で10月5日、新たに2人の新型コロナウイルス感染が確認された。2人は9月20日に入国した外国人で、カンボジア国内での感染者の累計は280人となった。死者はいない。
カンボジア保健省の発表によると、感染が確認されたのはフラン人男性とインド人女性。男性はシンガポール経由で入国。プノンペン到着時のPCR検査では陰性だったが、到着後13日目に義務付けられている再検査で陽性と確認された。同省は、同じ飛行機に乗っていた98人について再検査し、現在のところ約半分の乗客については陰性が確認されたという。
インド人女性についても到着後13日目の2度目の検査で陽性が確認された。飛行機に同乗していた84人の乗客について、保健省が追跡調査をしている。
一方、カンボジアのシハモニ国王は5日、国民議会の開会にあたりメッセージを寄せ、すべての国民に対し、新型コロナウイルスの予防策をしっかり実行するように呼び掛けた。フン・セン首相もフェイスブックページで「新型コロナウイルスの感染は、米国大統領でさえ避けることができなかった。せっけんで手を洗い、マスクをつけることを徹底してほしい。新型コロナウイルスを甘く見てはいけない」と、呼びかけた。
[日本カンボジア協会のご入会 ]
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