カンボジア、中国と合同軍事訓練
カンボジア通信 No.23/21
3月 22日
カンボジア国軍と中国人民解放軍は、3月23日から4月5日まで、「ゴールデン・ドラゴン」と名付けられた合同軍事訓練を実施する。クメールタイムズ紙によると、訓練の内容は、大規模イベント時の治安維持や、災害時の緊急救助などだという。
カンボジア国防省によると、合同軍事訓練は5回目で、コンポンチュナン州の訓練センターで行われる。両国から3000人を超える兵士が参加する見込みだ。また、合同軍事訓練の目的は、両国の軍隊の良好な関係と協力を強化し、連帯、友好、知識と経験の共有を深め、共同作戦や、非伝統的な課題への対応における多くの国の連携に貢献すること、としている。
「ゴールデン・ドラゴン」は、2016年に始まった。その目的は、両国の軍隊が、国防省の協力に基づき、国連の枠組みで人道的活動、災害救助、テロ対策における能力強化をすることだ。中国はカンボジア国軍に対し、装備やインフラ整備などで援助をしている。