カンボジア、フナン・テチョ運河を起工

カンボジアは8月5日、内陸部のカンダール州と、南西部の海に面したケップ州を結ぶフナン・テチョ運河の建設を開始した。クメールタイムズ紙などが報じた。

フナン・テチョ運河は、幅100メートル、深さ5.4メートルで全長約180キロ。最大3000トンの貨物船を収容することができる。中国の国営企業が資金を提供し、2028年に完成予定だ。完成後は50年間にわたり、中国国営企業が運営を管理するという。

同紙によると起工式には1万人以上が集まった。フン・マネット首相は、この運河がカンボジアの経済成長と貿易発展の起爆剤になると挨拶した。また、運河が、流域の産業、農業、物流、不動産などの投資を誘致することに役立つ、との考えを示した。

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