国連事務総長、カンボジアの平和維持活動を称賛

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は5月半ばにニューヨークで開催された「平和維持活動の未来に関する閣僚級会合」での演説で、カンボジアの平和維持活動を「成功事例」として紹介した。グテーレス事務総長は、平和維持活動により紛争から平和への移行を実現した各国に敬意を表したという。

クメールタイムズ紙によると、事務総長は「国連平和維持活動支援の下で持続可能な平和を実現した国々は数多く存在し、カンボジア、コートジボアール、エルサルバドル、リベリア、ナミビア、モザンビーク、シエラレオネ、ティモール・レステなどがその例です」と述べた。

カンボジアはポル・ポト派支配下における虐殺や長い内戦を経験。1991年のパリ和平協定により内戦が終結した後、1992年には国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が復興に向けた取り組みを開始した。カンボジアは復興を遂げ、経済成長を続けているが、一方で、マリ、南スーダン、中央アフリカなどへ地雷除去要因や医療従事者を含む8000人以上の平和維持要員を派遣している。

(参考:https://www.khmertimeskh.com/501688124/un-sec-gen-highlights-cambodia-as-peacekeeping-success/

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