カンボジア観光省、
コロナ対策のガイドラインを発表

カンボジア通信 No.20/37
  2020年6月9日版 

カンボジア観光省はこのほど、新型コロナウイルスの感染を防ぐためのガイドラインを発表した。主に観光ビジネスのためのガイドラインで、新型コロナウイルスの感染拡大で甚大な影響を受けた観光業の復興には欠かせないものだとしている。

 プノンペンポスト紙によると、観光省はすべての観光ビジネスに対し、事業許可を更新するように指示した。更新しなければ、事業許可は取り消されるという。

 また、観光ビジネスの従事者はすべて、国の定める新型コロナウイルス対策のトレーニングを受ける必要がある、としている。トレーニングは事前登録のうえ、オンラインで受けることができ、トレーニングの最後には内容確認のテストがあるという。

 カンボジア国内では、新型コロナウイルスの感染拡大が世界で深刻になった4月、世界遺産のアンコール遺跡群への来訪者が前年度比で9割以上落ち込むといった深刻な打撃を受けている。現在、一部の航空便は運行を再開しているが、外国からの旅行者は到着後にすべてPCR検査を受け、2週間の隔離を義務付けるなどの規制を続けている。

 外国人観光客の来訪が長期的に見込めないことから、アンコール遺跡群のあるシェムリアップではホテルやゲストハウスの廃業が相次いでいる。シェムリアップ州によると、現在までに廃業したホテルは18か所、ゲストハウスは96か所に及ぶ。また、一時的に営業を休止しているのは、172のホテル、99のゲストハウス。州内で8000人以上の雇用を創出している主要産業にとっては、長期的な取り組みが必要になっている。




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