韓国で農業や畜産業に1500人が就労へ

カンボジア通信 No.23/05
1月 18日



カンボジア労働職業訓練省は1月17日、韓国との間で締結した外国人季節就労プログラムに基づき、2023年中に、韓国での農業および畜産業就労者として1500人が渡航する、と発表した。プノンぺンポスト紙が報じた。

 

同省によると韓国での就業先は、トマトやトウガラシ、リンゴ、ブドウなどの栽培農家や、牛、豚、鶏の畜産農家で、最初の500人が3月に出発し、8月までに1000人が渡航するという。

外国人季節就労プログラムでは、外国人の季節就労者は連続5カ月、韓国で働くことができる。5ヶ月を終えてカンボジアに帰国後は、同年内にもう一度、韓国の別の場所で就労する優先権を得ることができる。

 

同紙によると、韓国での就労プログラムに参加するためには、出発前に韓国語を学ぶことが求められる。テストに合格しなかった場合も渡航はできるが、滞在中に語学力をつけることが必須となるという。

韓国は、カンボジア人の主な海外就労先のひとつで、2021年5月現在で約46,000人のカンボジア人が韓国内で雇用されている。





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