カンボジア入国の外国人 「支払い保証」なければ14日間の強制隔離

カンボジア通信 No.20/79
  2020年 11月 13日版 

カンボジア政府は11月18日から、カンボジアへ入国する際の条件を変更する。11日に保健省が発表した内容によると、カンボジア国内の企業による防疫関連経費の支払い保証を取得しない外国人は、国籍にかかわらず全員が、政府指定ホテルなどで14日間の強制隔離されることになった。

 保健省の通達によると、カンボジアに入国を希望する外国人はすべて、出発国でPCR検査の陰性証明書を取得しておかなければならない。この点はこれまで通りの措置で、陰性証明は、「出発前72時間以内に陰性であることが証明されたもの」と、されている。

陰性証明を所持する外国人のうち、日本、中国、韓国、ベトナム、タイ、米国、欧州連合の、主にビジネス関係の旅行者には、特別措置が設けられた。これらの外国人のうち、新型コロナの検査や隔離などの費用について、カンボジア国内にある企業による「支払い保証書」を取得している場合、カンボジア到着時のPCR検査で陰性であれば2週間の隔離は不要となる、というものだ。ただし、支払い保証書の申請時に、到着後2週間の滞在先や訪問先もすべて申請しなくてはならない。

一方、「支払い証明書」を取得しない外国人旅行者については、日本人も含め、全員が自動的に14日間の強制隔離になる。出発前に陰性証明を取得し、到着時のPCR検査で陰性とされても、政府指定のホテルに滞在しなくてはならない。11日付の保健省通達では、強制隔離の指定ホテルは1泊60から75ドル。検査や滞在、滞在中の食事などの経費はすべて旅行者の負担となるため、空港到着時に2000ドルのデポジットを支払う必要がある。また、フォルテ保険が販売する「新型コロナ保険」を90ドルで購入しておくことが義務付けられている。

カンボジア国内の13日現在の感染者数累計は301人。死者はいない。近隣諸国と比べても感染者数は少なく、感染もほとんどが外国由来とされている。しかしいったん感染爆発が起きれば、現在の医療態勢では医療崩壊が起きる可能性が高い。このため、カンボジア政府は水際の防疫策を強化することで、感染拡大を防止したい考えだ。

 

 


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