株式会社イル・ヴリール。労働職業訓練省施設内で美容学校を2024年1月より運営開始


企業情報

株式会社イル・ヴリール

代表取締役 加藤和則

事業内容

①美容健康(化粧品製造販売、エステサロン)
②教育(美容専門学校)
③農業(カンボジアゴールデンシルク)


プロジェクトの概要

労働職業訓練省(MLVT)の施設内で美容学校を開校し、カンボジアの女性に対して美容知識や技術の教育を行います。
日本人専門講師を招いて2年間で、「正しい美容知識、スキンケア方法、美容機器の使い方等」を教えて、美容専門化を輩出します。
授業内では美容以外にも、「経営企画、集客、顧客管理」などの経営学の講座も設けることで、卒業後の経済的自立・独立を支援します。
2年間の受講を終えた学生には、国立起業家イノベーション研究所(NIEI)とともに公的資格を発行します。

またこのプロジェクトは日本の文部科学省が実施している、日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)の応援プロジェクトにも採択されております

関連記事
https://www.eduport.mext.go.jp/csearch/20230724-8575/

プロジェクト実施の経緯

2022年4月に行われた日本カンボジア協会(JCA)第2回マッチングイベントに参加した際に、FASMEC会長兼TTP Groups Cambodia代表であるOKHNA TE TANGPOR氏と初めてお会いしました。
そこでお互いのビジョンや目的について話し合い、その後も1年以上にわたってTTP Groups Cambodiaの副代表であるPorhong氏と協議を重ねました。
「双方のニーズ・課題・解決策」を共に突き詰め、2023年9月にMOUサイン締結に至りました。
日本カンボジア両国の発展に向けて、美容分野における高度技術人材の輩出に貢献すべく美容学校を共に開校します。

プロジェクトにかける想い

2022年4月に行われた日本カンボジア協会(JCA)第2回視察団に参加し、労働職業訓練省との会談の中で「2030年までに貧困の青少年150万人に対して高度職業訓練を実施する」という国策についてお伺いしました。
国の方針を理解し、私たちもカンボジアと日本両国の発展のためには、高度技術人材の育成が重要であると考えました。
そこで10年以上にわたるエステサロン経営や化粧品開発の経験を活かして、美容分野における高度技術人材の育成に貢献することを決断しました。

カンボジアの著しい経済成長に伴い今後も美容健康分野の需要は拡大していく予測のため、正しい知識技術を持ちお客様への施術や商品販売を行うことができる人が増えることは非常に重要です。

今後の計画

2024年1月22日に開講式を行い、その翌日23日より授業を開始する予定です。
2年間のクラスのうち前半の1年間は、座学で美容知識について学んだり、実技講習を行います。
後半の1年間ではお客様を実際に学校へお招きして施術を行ったり、提携サロンでインターンシップをして実戦経験を積みます。

<関連記事URL>
https://www.oknha.news/oknha/117167?fbclid=IwAR1lSXf7ZzY3VfPW0qr0r3lz9mmmMGjUm4z_5lZ1GN0X8oq-NsBBqSAmjMc
https://www.information.gov.kh/articles/118493
https://freshnewsasia.com/index.php/en/localnews/318587-2023-11-21-08-35-23.html

Related Articles

メニューを閉じる