プノンペン・バベット間に第2高速道路建設へ

カンボジア通信 No.22/84
11月  24日

クメールタイムズ紙によると、中国の李克強首相は、11月に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の会議の中でカンボジアでの新たな高速道路建設を含むASEAN諸国に対するインフラ投資計画を承認した、と述べた。

 投資計画の中には、カンボジアの首都プノンペンからベトナム国境のバベットに至る高速道路の建設も含まれている。同紙によると、高速道路は全長138キロ、途中に橋がかかるという。バベットからホーチミン市への高速道路も計画されており、完成後はカンボジア側の高速道路とつながり、両国をつなぐ大動脈になる見込みだ。2026年末か2027年の開通を目指している。

 カンボジア国内では11月、プノンペンとシアヌークビルをつなぐ138キロに及ぶ高速道路が開通した。国内で初めてとなる高速道路で、中国政府系の中国路橋工程(CRBC)が建設を請け負った。


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