クメール正月の連休を「延期」
新型コロナウイルスの感染拡大阻止のため

カンボジア通信 No.20/22
  2020年4月7日版 

カンボジアのフン・セン首相は4月6日、クメール正月の連休(4月13日~16日)を今年は中止し、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止に努めることを発表した。

 クメールタイムズ紙によると、フン・セン首相は「政府は今年のクメール正月の祝い事をキャンセルすることにした」と、発表。「政府は、感染拡大を阻止するために、みなさんの移動を減らしたいと考える。それが、感染のリスクを軽減する」

 さらに首相は、「最も安全な場所は職場である」として、官庁も民間企業も、特に縫製工場は、通常通りに運営するように、と語った。今回、延期された連休は、新型コロナウイルスの感染拡大が抑制された後に、5日間の代休として設定されるという。

 カンボジア国内では4月6日現在で、114人の感染が確認されている。カンボジア人が49人、フランス人が40人、マレーシア人が13人、英国人が3人、インドネシア人と米国人が2人、カナダ人、中国人、ベルギー人がそれぞれ1人。このうち53人がすでに回復しているという。



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