FAO カンボジアでエルニーニョによる深刻な干ばつ警報を発令
国連食糧農業機関(FAO)によると、2026年のエルニーニョ周期により深刻な干ばつのリスクが高まっており、カンボジアに対して備えを強化するよう警告した。プノンペンポスト紙が報じた。
同紙によると、エルニーニョ現象は2026年末から2027年初頭にかけてピークに達すると予想され、南アジアおよび東南アジア全域において干ばつを深刻化させ、農業生産や食料安全保障にリスクをもたらす可能性があるという。カンボジア国内については、約12万7,300ヘクタールの農地および牧草地が影響を受ける可能性があると推定している。
カンボジアは、過去のエルニーニョ現象により深刻な影響を受けてきた。2015年から2016年にかけてのエルニーニョの際、異常な暑さと乾燥が18州の約250万人に影響を及ぼし、米の生産量が減少し、漁業にも打撃を与えた。
FAOは、過去のエルニーニョ現象からの教訓は、農業被害が発生するのを待つのではなく、危機が深刻化する前に行動を起こすことの重要性を浮き彫りにしているとしている。
原文:https://phnompenhpost.com/national/el-nino-tipped-to-impact-cambodia-fao-issues-severe-drought-warning/