ASEAN初のオンライン詐欺対策会議 カンボジアで開催

東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国は3月20、21の両日、プノンペン市内で、初めてとなるオンライン詐欺防止に関するASEAN作業部会を開いた。国境を越えて各国に広がるオンライン詐欺の防止や対策について話し合った。

 

カンボジア郵政省のケオ・ソティ長官は、「多様なタイプの詐欺に対する認識を深め、利用者を啓発することで、さまざまな詐欺対策を主導していきたい」と語った。また、基本的な対策として、強力なパスワードの使用、二段階認証、オンライン決済システムの安全強化などを挙げた。一方で、「最も重要なこと」として、ASEANと法執行機関、金融機関、IT企業、インターネットサービスプロバイダーなどが協力することが必要だ、と強調した。

 

近年、デジタル技術と情報コミュニケーション技術は東南アジア地域でも目覚ましい発展をしているが、一方で、オンライン詐欺の拠点となっている。カンボジアやフィリピンでも日本の詐欺グループが相次いで摘発されるなど、詐欺は「国境」を関係なく展開されている。ケオ・ソティ長官は、複数国にわたる犯罪には、どの国も単独で対処することはできない、として、「これらの脅威に対して、団結し、対抗する戦略を持たなければならない」と、決意を述べた。

Related Articles

メニューを閉じる