214羽のオオヅルを確認 2020年以来最高数に

絶滅の恐れのあるオオヅルが、カンボジア国内で順調に個体数を増加させている。クメールタイムズ紙によると2025年の調査では214羽を記録し、2020年以来で最高数になったという。

オオヅルの個体数調査は、カンボジアとベトナムの13地点で、12月から5月まで実施される。カンボジア側では環境省事前保護区総局が主導。多数のパートナー組織が協力している。

オオヅルは過去10年間で急激な減少傾向を示した。2011年には869羽だったが、2022年にはわずか156羽まで急落した。しかしその後、徐々に増減は反転し、今年は214羽まで増えた。この数は、2024年比で2割増だという。

カンボジア環境省は、「この結果は、カンボジアの自然保護区における保全・管理活動に、やや安心感をもたらす」と述べた。

原文

https://www.khmertimeskh.com/501747860/2025-census-214-sarus-cranes-counted-in-cambodia-the-highest-figure-since-2020/

Related Articles

メニューを閉じる