フン・マネット首相、12月に日本公式訪問へ

カンボジア通信 No.23/86
11 月23日

カンボジアのフン・マネット首相が12月に日本を公式訪問することがわかった。クメールタイムズ紙が報じた。フン・マネット氏が首相就任後に日本を訪問するのは初めて。岸田文雄首相とは、9月にジャカルタで二国間首脳会談を実施している。

クメールタイムズ紙によると、フン・マネット首相は、12月16日から18日まで東京で開催される日・ASEAN首脳会議に参加する。この際に、日本との二国間会談を行う予定だ。フン・マネット首相は、「今年は1953年1月9日に始まったカンボジアと日本の外交関係樹立70周年にあたる。また、フン・セン前首相と岸田首相は、2023年を包括的な戦略パートナーとなるために二国間関係を深める特別な年とすることを決めている」と、述べた。

9月のジャカルタでの二国間首脳会談では、岸田首相から、カンボジアの経済社会開発のための協力、なかでもデジタル分野での技術協力を重視することや、健全な民主主義の構築のために、国民が多様な意見を表明し得る環境が重要、との考えが伝えられたという。

Related Articles

メニューを閉じる