新外務大臣、外交方針を発表

カンボジア通信 No.23/61
8月 22 日


カンボジアの新しい外務大臣に就任したソク・チェンダソピア氏はこのほど、カンボジア外交政策の方針を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 

大臣は現在の国際情勢について、2つの大国の間で地政学的、経済的、軍事的競争が緊迫化しており、複雑になっているとの認識を示した。この状況下にあって、カンボジアの外交策は憲法に基づくものでなければならないとした。また、平和、安定、繁栄を維持・強化するための国内外の取り組みに貢献し、気候変動、国際犯罪、テロリズム、感染症の悪影響と闘い続ける、とした。

経済面では、新旧パートナーとの結びつきを強化し、投資を促進し、輸出市場を開拓することに注力するとした。このために、自由貿易協定や二国間・多国間協力メカニズムの実施を促進する考えを示した。また、外交面では、人材の育成に注力することを挙げている。






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