国民議会議長「4回目のワクチン接種を」

カンボジア通信 No.22/3
1月18日版 


カンボジアのヘン・サムリン国民議会議長は1月17日、「すべての国民は新型コロナに対する4回目のワクチンを接種するように」と呼びかけた。議長自身とその妻、国民議会議員が4回目の接種を受けた際に発言した。

 プノンペンポスト紙によるとヘン・サムリン議長は、新型コロナがカンボジアや世界でのさまざまな社会経済活動を妨げている、としたうえで「新型コロナの感染拡大を防ぐために、ワクチンを接種するとともに、感染予防策を徹底してほしい。そうすることで、私たちは家族や社会を守ることができる」と、述べた。議長はまた、カンボジアの新型コロナ対策を支援してくれた友好国に対し感謝を述べた。

カンボジア国内では、オミクロン株の新規感染者が毎日確認されているものの、1月上旬から18日までの10日間、死者は報告されていない。また、カンボジア保健省によると、1月16日現在で460万人以上が、3回目のワクチン接種を終えた。1月14日には4回目のワクチン接種を開始しており、これまでに66000人以上が終えている。




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