国境紛争 カンボジア人19人が死亡、50万人以上が避難
カンボジア政府は、12月7日から同21日朝までの間で、タイ政府およびタイ国軍によるカンボジア領土への侵略行為や弾薬の発射・投下により、多くの国民が犠牲になっている、と発表した。それによると、民間人19人が死亡、79人が負傷。50万人以上が避難をしいられている。クメールタイムズ紙が報じた。
タイとカンボジアは今年5月以降、国境地帯で武力衝突を含む対立を続けている。10月には、マレーシアとアメリカの仲介で和平合意が署名されたが、その後、タイ側が履行中止を表明し、対立が再燃した。
カンボジア側の被害発表によると、12月7日以降の避難民は51万8651に人で、女性や子どもを多く含む。また、民間住宅76棟、学校5校、保健センターや市場、寺院や仏塔なども被害を受けた。
発表はまた、「タイのF-16戦闘機による砲撃、ロケット弾、空爆から逃れるため、自宅や学校から強制的に避難させられた50万人以上のカンボジア国民(女性や子供を含む)が、住居やコミュニティーを繰り返し破壊される深刻な苦難に直面している」としている。