伝統楽器奏者、コン・ナイさんが危篤状態に

カンボジア通信 No.23/82
11 月10日

カンボジアの伝統楽器・チャパイの奏者で著名なコン・ナイさん(78)が危篤状態にあることがわかった。11月10日、クメールタイムズ紙が報じた。

同紙によると、コン・ナイさんの子どもの一人であるコン・サンフォースさんが父親について「現在危篤状態にある。3、4日前から症状が悪化し、食事をとることもできない」と語った。コン・ナイさんは自宅で点滴を受けるなど療養している。

コン・ナイさんは子どもの時に病気で失明しながらも、チャパイの演奏を極め、国内外で高い評価を受けるようになった。「カンボジアのレイ・チャールズ」とも呼ばれる。2001年にはカンボジア政府より「チャパイ・マスター」に認定され、2017年には福岡アジア文化省の芸術・文化賞を受賞した。

最近では、人気のラッパー、ヴァンダさんとのコラボレーションで、国立博物館を舞台に伝統と現代音楽が融合するミュージックビデオを制作。カンボジアの音楽としては最多の1億回以上の再生回数を得て、話題を集めた。


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