フン・マネット首相、ASEAN議長と協議
カンボジアのフン・マネット首相は4月29日夜、東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国であるマレーシアのアンワル・イブラヒム首相と電話会談を行った。プノンペンポスト紙によると、両者はミャンマー問題、アメリカの関税、東ティモールのASEAN正式加盟への手順などを協議した。
さらにアンワル首相によると、両者は地域貿易に関する見解を交換し、特にアメリカの関税措置について議論したという。今回の措置により、カンボジアには49%の関税が課された。マレーシアは24%。同紙によるとアンワル首相は、ASEAN加盟国がそれぞれ個別に二国間のチャンネルで解決策を模索する余地を提供すると同時に、ASEANとしての立場を示すことも必要だとの考えを示したという。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/manet-discusses-myanmar-tariffs-with-asean-chair)