フン・セン首相、ゼレンスキー大統領と電話会談へ

カンボジア通信 No.22/78
10月 31日


カンボジアのフン・セン首相は10月31日、ウクライナのゼレンスキー大統領と11月1日に電話会談する予定であることを明らかにした。カンボジアは、ロシアによるウクライナ侵攻についての国連決議で提案国となるなど、当初から武力行使に対する批判姿勢を明確にしている。

 電話会談の予定は、フン・セン首相自らが、コンポントム州での洪水被害者への支援物資配布の際に明かした。ウクライナとは時差があるため、会談時間は11月1日の午後遅くになるとみられている。さらにフン・セン首相によると、ウクライナの外相が11月8日から13日まで間に、「東南アジア友好条約」への加盟をするためにカンボジアを訪れるという。

ウクライナの外相がカンボジアを訪問する期間には、同時にASEAN首脳会議や東アジア首脳会議など一連の会議がプノンペンで開かれている。カンボジア政府によると、東アジア首脳会議などのメンバーであるロシアのプーチン大統領も招待をしているが、出席するかどうかの返答はまだない、という。





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