カンボジア首相、国連で平和の重要性を強調
カンボジアのフン・マネット首相は9月半ば、米ニューヨークで開かれた国際会議で録画したスピーチを披露し、平和を維持することが重要であり、カンボジアは各国と協力する用意があると語った。クメールタイムズ紙が伝えた。
この国際会議では、9月後半に国連の主催で開かれる「サミット・オブ・フューチャー・アクションデイズ」に先立ち、各国のリーダーたちがビデオなどでメッセージを寄せた。
カンボジアのフン・マネット首相は、「私たちは、平和がなければ、貧困の撲滅、質の高い教育の提供、気候変動へのたいおう、持続可能な経済発展の達成といった目標は困難になるということを経験してきた」と語った。また、首相は、カンボジアが世界の平和維持活動において重要な役割を担っていることを誇りに思っていると述べた。カンボジアは2006年以来、800人以上の女性を含む9000人以上の平和維持要員を11の国連ミッションに派遣していると語った。