カンボジア副首相、中国外相と会談
カンボジアのソク・チェンダ・ソフィア副首相兼外務・国際協力相は5月24日、中国の王毅外相と北京で会談した。クメールタイムズ紙などが報じた。
報道によると王外相は、カンボジアが安定を維持して国を発展させ、人々の生活が向上し、国際社会や地域社会でもより重要な役割を果たすことを「揺るぎない友人として」支持すると述べた。また、両国首脳が合意した戦略的コンセンサスを実行に移し、相互信頼を深め、手を携えて近代化に向けて前進する用意がある、と述べた。
一方カンボジア側は、中国との関係を非常に重視し、協力の成果があることを高く評価した。また、中国が唱える一帯一路の原則を守り、中国がその核心的な利益を守る努力を支持する、と述べた。
両国が協力の枠組みを強化する分野としては、農業、インフラ建設、コネクティビティ、デジタル経済、人工知能、人材育成、経済特区などが挙げられた。また、「2024年中国・カンボジア人民交流年」を景気に、教育や観光、職業技能訓練などに関する協力も深めるとした。