カンボジア・ベトナム路線の運航再開へ

カンボジア通信 No.20/64
  2020年9月17日版 

クメールタイムズ紙などによると、ベトナム民間航空局は、9月22日にベトナム・カンボジア路線を再開する計画を明らかにした。ベトナムは国際線の運航再開を進めており、9月15日からは中国、台湾、日本、韓国との定期便を、9月22日からはカンボジアのほか、ラオスとの定期便も再開するという。ベトナムは3月の下旬から国際便の受け入れを運休していた。

 同紙によると、渡航が許されるのはベトナム人のほか、外交官、ビジネス関係者、投資家やその家族など制限されている。観光客の受け入れはまだ始まらない。また、渡航前に新型コロナウイルス陰性証明を取得することや、到着後の14日間の隔離などの防疫措置に従うことが求められている。

 カンボジアは、新型コロナウイルス感染が今も拡大しているインドネシアやマレーシアからの渡航を一時停止しているが、そのほかの国からの入国については、一定の防疫措置をとりながら許可している。また、プノンペン・成田間の全日空直行便は現在も運休しているが、9月26日に一往復のみの臨時便を運航する予定だ。

 ベトナム国内の17日までの新型コロナウイルス感染者は1063人、死者は35人。カンボジアは274人の感染が確認されているが、死者は確認されていない。


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