カンボジア、鳥インフルエンザの感染者6人に

カンボジア通信 No.23/88
11 月29日

クメールタイムズによると、カンボジア保健省は11月29日、カンボジア国内で2人の鳥インフルエンザ(H5N1)感染者が確認されたと発表した。同国内での感染者はこれで合計6人になった。

同紙によると、最初の4人の感染者は、10年以上前に国内で感染が広がったものと同じH5N1だった。保健当局は今回新たに見つかった2人の感染についても、これと同じかどうか調査を進めている。

今回新たに感染した2人のうち1人はカンポット州の21歳の女性。女性は11月19日に発症し、23日に入院し、集中治療室で治療を受けた。保健当局によると、女性の家には死んだ鶏がいたという。当局は詳しい調査を始めると同時に、周辺の人々にタミフルを配布し、予防に努めるよう呼びかけている。

また、この女性の隣家に住む4歳の少女も、死んだ鶏に触れた後、11月23日に発症し、25日に入院、集中治療室で治療を受けている。

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