カンボジア、トルコに10万ドルの人道支援

カンボジア通信　No.23/11
2月 9日

カンボジア政府は2月8日、トルコ南部のシリア国境近くで6日未明に起きたマグニチュード7.8の地震による被害者に対し、10万ドルを支援することを発表した。この地震では、トルコ、シリア両国の犠牲者が2万4000人以上にのぼり、2011年に起きた東日本大震災による死者・行方不明者を上回る規模になっている。

クメールタイムズ紙によると、フン・マネット陸軍司令官は8日、今回の地震の犠牲者に哀悼の意を示した

。また、カンボジア外務国際協力省は声明を発表し、今回の地震による甚大な被害に衝撃を受けている、とし、トルコ政府に対し、10万ドルの人道支援をおくることを表明した。

外務国際協力省の報道官は、「カンボジアはトルコと良好な外交関係を保持しており、トルコのすべての人々に対し、心からお見舞いを申し上げたい。カンボジアは、長い間、各国から支援を受けてきた。これからはカンボジアは常に、人道的な見地から可能な限り他国を支援していきたい」と、語った。