ウクライナ、カンボジアとの軍事協力強化を要望

カンボジア駐在ウクライナ軍事駐在官のドミトロ・ソトニチェンコ大佐は59日、カンボジア国軍のボン・ピセン司令官との会談の中で、ウクライナとカンボジアの関係を深めるために、両国の軍事代表団の交流を希望した。

クメールタイムズ紙によると、会談でソトニチェンコ大佐は、ウクライナ国軍は技術の近代化を進めており、カンボジアとの間で協力関係を強化する準備ができている、と述べた。これに対しピセン司令官は、フン・セン氏の指導のもと、内戦終了以降、完全な平和、国民の統一、領土の統合といった分野で発展がもたらされた、と述べた。そのうえでカンボジアは、ウクライナが東南アジア諸国連合(ASEAN)の対話パートナーになるという提案を、引き続き支持することを表明した。

カンボジアは2023年、ウクライナの地雷除去要員を訓練するという人道的支援を実施している。



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