フン・セン首相、自身のフェイスブックアカウントを閉鎖

カンボジア通信 No.23/46
6月 30日

クメールタイムズ紙などによると、フン・セン首相は6月29日、自身のフェイスブックのアカウントを閉鎖し、今後はテレグラムとTikTokに切り替えて国民とつながる、と発表した。

同紙によればフン・セン首相は6月30日、ポーサット州での演説でフェイスブックアカウントの閉鎖に触れ、「私は昨日、1400万人のフォロワーを持つフェイスブックのアカウントを削除した。野党は喜んでいるが、私が命令を出せばフェイスブックはカンボジアで閉鎖され、あなた方が敗者になることを忘れないように」と、述べた。

また、海外にいる野党指導者たちはフェイスブックを利用して国内の人々とコミュニケーションをとっていることに言及し、「フェイスブックが閉鎖されれば終わりだ」とも話したという。さらに、フェイスブックが閉鎖された際にそなえて、ワッツアップ、TikTokなどのアプリケーションをダウンロードするよう、国民に呼びかけた。

 




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