プノンペン都のカラオケ、クラブなど
レストランに業態変更で再開へ

カンボジア通信 No.20/45
  2020年7月8日版 

プノンペン都庁は7月7日、新型コロナウイルス対策で3月から閉鎖しているカラオケやクラブなどについて、レストランとして業態を変えて登録すれば再開が可能になる、とした。

 プノンペン都によると、この措置は経済活動や雇用を再開するためのもので、オーナーは新型コロナウイルス感染予防対策を講じることが求められる。都の報道官はクメールタイムズに対し、「オーナーがカラオケやクラブをレストランに変更して再開すれば、収入を得ると同時に雇用も生まれる」と、その目的を話した。

 7月3日の閣僚会議でフン・セン首相は、全国のクラブやカラオケに対し、レストランに業態変更することで再開することを許可する、と述べており、今後、この動きは全国に広がるものとみられる。

 一方、カンボジア政府は首都のカジノ、ナガワールドについても新型コロナウイルスの感染予防対策が講じられているとして運営の許可を出した。状況を見ながらのテスト運営としているが、今後、全国でカジノも再開されるとみられる。こうした娯楽施設の再開をうけて、シアヌークビルなどでは中国人観光客の復活を期待する声もあがっている。

 カンボジア国内ではこれまで141人の感染が確認され、死者はいない。国内での感染拡大は比較的抑制されているという見方で、厳しい水際での防疫対策が功を奏している。ただ、カンボジアは、欧米を主要相手国とする貿易、外国人旅行客が主力の観光業や海外直接投資を経済成長の柱としてきたことから、防疫目的の経済活動縮小には限界があり、今後の対応が注目されている。

 

 

 

 


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