6月15日、16日 TVET DAY現地取材
6⽉15⽇と16⽇にプノンペン市内においてTVETDAYが開催されました。
今回はJVC様、NIEI様、NEXT MAKE様のスタッフ、⽣徒さんにインタビューをさせていただきました。
1. JVC(光自動車校)- 自動車整備士学校
生徒さんへインタビュー
Q. 日本のイメージは?
A. ⽇本の(会社)のイメージは職員や社員が丁寧で親切。優しく教えてくれそう。
Q. 日本に行きたいですか?
A. もちろんです。なぜならテクノロジーが進んでいるのと、会社で分からない事や仕事上でも困った事があった時に、丁寧に教えてくれそうだからです。
Q. (⽇本から帰国後の)夢はありますか?
A. あります!!⽇本でたくさん学んで戻ってきます。そして⾃分の会社を開きたいです。カンボジアの人達の役に立ちたいです。役に立って喜んで貰いたいのと、たくさんのカンボジア人を雇いたいです。彼らの暮らしを豊かにしたいととても思います。
2. NIEI (イルヴリール様)-美容カウンセラー養成学校-
⽣徒さんへのインタビュー
Q. 美容カウンセラースクールはどうですか?
A. カンボジアにいる人達の中には、美容はメイクアップをする事のみだと思っている人達が少なくないと思います。
でも、美容は決してメイクをするだけではなくて、食べる物から肌は出来ますし、毎⽇の⽇々の⽣活に気をつける事でもかなり変わってくることを、まだまだ知らない人が多いです。そう言う事もこの美容カウンセラースクールは教えてくれます。
Q. 将来の美容産業はどうなると思いますか?
A. (カンボジアに関しての私の意⾒ですが、)いかにプロモーションするか、またはそのプロモーションをいかにカンボジアの人達が理解するかによりますが、美容にはとても時間がかかる事を技術者がまず理解することが⼤切。そしてそれを正しく伝えることが⼤事だと思います。技術者が綺麗である事。それを伝えているお⼿本となる事。そこからお客さまの意識を変えられて、伝わっていくとカンボジアにおいて、美容産業は発展していくと思います。
Q. 夢はありますか?
A. ⾃分⾃身のサロンを持つこと。カンボジア国内に持ちたい。もっと⼤きく言うと海外(オーストラ
リア)に向けて出したい。オーストラリアに興味がある理由は平和そうだからです。
Q. ⽇本の皆様に⼀言
A. ⽇本のサロンにはいくつものマッサージやケアをするテクニックがあると思うのですが、それぞれどのような効果の違いがあるのでしょうか。それぞれの⼿法やテクニックの違いと言ったことにとても関心があります。


3. AUPP(NEXT MAKE様)- ITシステムエンジニア学校
生徒さんへインタビュー
Q. 日本のイメージは?
A. 技術がとても進んでいるイメージ
Q. 日本に⾏きたいですか?
A. 早く⾏きたいです。⽇本のIT技術や文化を⽬の前で早く確かめてみたい。そしてどんな⽇本の人たちがどんな価値観を持っているのかも聞いてみたい。
Q. (⽇本から帰国後の)夢はありますか?
A. 帰国後は、⽇本とカンボジアの文化と技術で繋げたい。既に⽇本の学⽣と交流があって、来⽉も⽇本の学⽣カンボジアに来て会います。ITを通じて、もっと⽇本とカンボジアの文化を繋げる事に取り組みたい。
Q. ⽇本は魅⼒がありますか?
A. とてもあります
Q. 特に⽇本でチャレンジしたいこと
A. ⽇本の学⽣団体とより交流を深めて、若い⽬線で、これからのIT業界に出来る可能性を話し合いたい。あれこれ意⾒を出し合いたいです。


また別の⽇、JCAカンボジア事務所法人会員で技能実習⽣の方の送り出し機関をされているASAKURA ENTRUST CO,LTD様を訪れました。
様々な⽇本語学校や企業様があるのは存じていましたが、ASAKURA様は学⽣の皆さんの事を家族のようにとても⼤切にされている企業様でした。インタビューさせていただけて光栄でした。⽇本で働きたいとコツコツ⽇本語を学んで頑張る⽣徒さん。そして⼆人三脚で共に歩まれているASAKURAの職員の皆様。こちらに来て初めて知った素晴らしいお話をたくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。
これからの⽇本は高齢化に伴う人材不⾜が多方⾯に渡り問題となっております。JCAの今年の主要戦略の⼀つに職業訓練を掲げております。今回はJCA会員企業で職業訓練に関連している企業をカンボジアで取材させていただいております。⽇本にいながら、伝え聞いたり、ネット情報とは違う、現場での情報を会員の皆様にお届けできれば幸いです。
別の⽇にはJCA日本法人会員で技能実習生の方の送り出し機関をされているKAKEHASHI INTERNATINAL
BUSINESS様を訪れました。
到着して早々、聞こえてきたのは賑やかな⽣徒さんの声でした。
何をされているかというと。。。ボール送りゲームでした。生徒の皆さんはとても楽しそうに笑顔でゲームをしていました。これは、チームワークを養うトレーニングの一種との事でした。
今回ご対応くださったのは小川様です。小川さんは日本の企業様の価値観をとても尊重されていました。様々な価値観を持つのは当然で、まずはKAKEHASHIさんとしては、カンボジア人の特性を丁寧にお伝えし、まずは理解していただく。マッチングへの取り組みをとても丁寧に大切にされていらっしゃいました。カンボジアやカンボジアの方にご関心をお持ちの企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせいただければと思います。


今回のカンボジアカウンターパート様を取材させていただき、技能実習生のリアルな声を聞くことが出来ました。カンボジアにおける技能実習制度(就労支援制度)の課題はいくつか考えられると思いますが、中でもやはり両国の異文化、習慣の理解、そしていかに日本語教育が充実しているかに大きく関わっているかと言うことを強く肌で感じました。
カンボジアの学生の皆さんの明るい未来の為に出来ることが必ずあり、叶えるために出来ることを共に取り組んで参りたいと思いました。