プノンペンの犯罪が減少

カンボジア通信 No.22/8
1月31日版   

クメールタイムズによると、カンボジアの首都プノンペンにおける2021年の刑法上の犯罪発生数は、前年の約半分に大幅に減少したことが分かった。

 プノンペン都警察の年間報告書によると、2021年に発生した刑法上の犯罪件数は328件で、2020年の654件から49.84%下落した。このうち、重大犯罪は72件、軽犯罪は256件。捜査中や保留となっている事件は合わせて301件となっている。

 刑法以外では、違法薬物取締法違反事件が940件、1599人が逮捕されている。このうち738件が違法薬物の取引に関する犯罪だった。また、目立つのは賭博取締法違反の事件で、72件、405人が逮捕された。同紙によると、このうち35人は起訴され、そのほかの370人は違法行為をやめることを誓約したという。

 プノンペン都警察は、刑法上の犯罪が減ったことについて、「関係省庁と関係者が、プノンペン都警察の指令のもとで協力しているからだ」と、語った。




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