カンボジアで「セブンイレブン」が開店

カンボジア通信 No.21/67
2021年9月4日版

コンビニエンスストア「セブンイレブン」の1号店が8月30日、プノンペン都内に開店した。コンビニエンスストアはすでに珍しくはないものの、セブンイレブンの進出はメディアで大きく取り上げられ、初日には、雨にもかかわらず夜間まで多くの人が訪れた。
クメールタイムズ紙によると、セブンイレブンの1号店は国道6A、チュロイチョンバー地区にある。タイのCP All Public Co.Ltd.(以下:CP All)の子会社であるCP ALL (Cambodia) Co., Ltd.(以下:CP All(Cambodia))が、マスターフランチャイズ契約を締結した。CP All(Cambodia)は、タイのセブンイレブン運営会社としてチャロン・ポカパン・グループによって設立され、タイ国内では1989年以来、12,000店舗を展開している。
 クメールタイムズ紙によると、初日に訪れた客は、スナック、ヌードル、ソフトドリンク、化粧品や日用品を購入していた。スタッフは店長を除いてカンボジア人で、英語や中国語またはタイ語を話すことができるという。セブンイレブンのブランド力を背景に、都市住民の需要を掘り起こしたい考えだ。
 カンボジアにはコンビニエンスストアとして、カンボジア資本のスマイルミニマートやラッキーエクスプレス、米・カナダ系のサークルK、キウィマート、日系のイオンマックスバリュなどが店舗展開している。



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