バイデン大統領、11月にカンボジア訪問へ
カンボジア通信 No.22/77
10月 31日
米大統領府は10月28日、11月12、13両日にプノンペンで開催されるアメリカと東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議、および東アジア首脳会議にバイデン大統領が参加する、と発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
同紙によると、バイデン大統領は会議において、米国の東南アジア諸国との関係強化をしていくことを表明する予定だ。特に、アジア太平洋地域の安全保障や繁栄について両者の協力関係は欠かせないものだとの見方を示すという。東アジア首脳会議は、ASEAN諸国のほか、オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランド、韓国、ロシア、米国からなる。
また、同紙によるとバイデン大統領は11月11日にエジプトのシャルムエルシェイクで開かれる国連気候変動枠組条約締約国会議(COP27)に参加した後、カンボジアを訪れる。その後、11月13日から16日まで、インドネシアのバリで開かれる主要20カ国首脳会議(G20)に参加し、気候変動やウクライナ問題、エネルギー・食料の安全保障などについて意見を交わす、という。一方で18、19日にタイで開かれるAPEC会議には、ハリス副大統領が参加するという。