ジェンダーに基づく暴力への対策、ガイドラインを発表
カンボジア政府女性省と保健省は12月23日、ジェンダーに基づく暴力(GBV)の被害者のためのワンストップサービスユニット(OSSU)設置に関するガイドラインを発表した。オーストラリア政府と国連人口基金の支援を受けて作成したもの。
プノンペンポスト紙によるとOSSUは、全国すべての州に設置され、医療ケア、法的支援、心理的サポート、安全確保など必要なサービスをすべて一カ所で提供するもの。そうすることで、暴力の被害にあった女性たちに安全な場所を提供し、被害者の秘密を守り、連携のとれた方法で支援を提供する。
今回のガイドラインの発表は、カンボジア全土でGBVの被害者に対して、標準化され、効率的でかつ調整された支援を確保するための重要なステップとされる。ガイドラインは、全国のOSSUの実施と運営のため、すべての関連省庁、市民社会組織、各州の知事に配布されるという。
(参考:https://www.phnompenhpost.com/national/guidelines-for-nationwide-roll-out-of-gbv-service-units-released)