カンボジアで初めての市中感染 学校再び閉鎖、17人の感染確認

カンボジア通信 No.20/84
  2020年 12月 2日版  

カンボジア保健省によると、11月下旬、カンボジアで初めての市中感染が発生した。11月28日に、政府関係者の妻の感染が確認されたのを発端に、現在までにプノンペンやシェムリアップなどで17人の感染が確認されている。カンボジアではこれまでに300名余りの感染が確認されているが、すべてが外国由来の感染だった。

 クメールタイムズ紙などによると、保健省は、最初の陽性患者の家族やその濃厚接触者、訪問先などを調査し、11月30日までに4670人から検体を採取した。検査の結果、そのうち17人が陽性と判定されたという。

 1月末に初めての陽性患者が確認されて以来、市中感染は起きていなかったため、今回の感染拡大の衝撃は大きかった。11月30日から全国の私立学校は再び2週間の閉鎖が指示された。公立学校は11月30日に2019-20年度を終了するように指示が出た。また、プノンペンとシェムリアップでの結婚式や20人を超える集会や会議は12月16日までの間、禁止された。

 さらに保健省は、陽性者が訪問したとの理由で、イオンモール・プノンペン全館を11月29日から12月1日までの間閉鎖。モール勤務の3000人余りについてPCR検査をしたところ、全員が陰性であることがわかり、12月2日に再開を許可した。

 濃厚接触者や陽性患者の訪問先の検査は山場を越えたとみられるが、フン・セン首相は「不要不急の外出を控えるように」と呼びかけている。





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