カンボジア、風力発電所を建設へ
カンボジア鉱山エネルギー省によると、モンドルキリ州とカンポット州に風力発電所が設置されることになった。クメールタイムズ紙が報じた。
ケオ・ラタナック・エネルギー相は、「カンボジアは間もなく風力発電に移行する」とも述べたという。また、同紙によると、鉱山エネルギー省は風力発電所の建設について、再生可能エネルギーを手掛ける国際企業ブルー・サークルの参入を認めており、地元企業と合同で事業を進めていくという。同社はすでにカンボジアでの調査を実施しており、カンポット州のボコール山とモンドルキリが風力発電に適していることを確認している。
同紙によると、フン・マネット首相はブルー・サークル社の事業参入を歓迎し、支援するとしている。また、風力発電プロジェクトを成功させるために、関係各省庁に協力をするよう求めた。ブルー・サークル社は、シンガポール、ベトナム、タイ、カンボジアに事務所を構え、アジア太平洋地域の再生可能エネルギープロジェクトを実施している。