政府報道官、カンボジアの「2050年高所得国入り」に自信
カンボジアのペン・ボナ政府報道官は2月16日、2050年までにカンボジアが高所得国になるという政府の目標が達成されるとの自信を語った。プノンペンポスト紙が報じた。フン・マネット首相は昨年9月、就任後初めての国際会議での演説で「2050年までの高所得国入りを目指す」と発言していた。
同紙によると報道官は、カンボジアは弾力性があり、強い経済力を持つ国になると信じていると述べた。カンボジア政府は、2030年までに上位中所得国に、2050年までに高所得国になることを目標としている。
報道官は、「所得は重要だが、経済は回復力があり、強く、包括的でなければならない。回復力のある経済とは、何事にも簡単に影響されず、揺るがない経済のことだ。強さとは、何ものにも簡単に経済を崩壊させられないような強さを持ち、配当が国民に公平に分配される経済が必要だ」と述べた。
また、報道官は政府の人材育成計画についても触れ、フン・マネット首相が発表した「五角形戦略」では、まず、少なくとも一つの特定のスキルを持つ人的資本の育成に焦点を当てていると説明した。