国連平和維持活動に女性の参加を
カンボジア国軍は7月30日、国軍や国連平和維持活動への女性の参加についての報告書をまとめ、発表した。報告書には、軍隊において男女平等を推進するための勧告や提案が盛り込まれている。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジアは2024年までに、国連平和維持活動への女性の派遣を20%増やすことを目指している。この報告書は、そのために必要な具体的な行動を求めている。例えば、育児休暇制度の導入や、女性の軍隊配備をめぐる誤解や偏見と闘うための取り組みなどを挙げた。
さらに、「先駆者やロールモデル」を社会に示し、より多くの女性たちが軍隊に関心を抱くようにする取り組みも必要だとしている。国軍は、国防省、外務・国際協力省、女性省、その他政府パートナーとの連携でこうした取り組みを進めていく、と述べている。