中国外相、フン・マネット氏と会談

カンボジア通信 No.23/60
8月 14 日


カンボジアを訪問中の中国の王毅外相は8月13日、次期首相に就任が予定されているフン・マネット氏と会談し、22日に発足予定の新政権の支持を表明した。また、首相就任後の初外遊先として中国を公式訪問することで合意した。

 

クメールタイムズ紙によると、王毅氏は、フン・セン首相が首相退任を表明してから最初にカンボジアを訪問した外国要人となった。ソコン外相との会談では、フン・マネット氏が首相就任後に北京を訪問することや、9月16日から20日の間に中国・南寧で開催される「第20回中国ASEAN博覧会」に参加することなどで合意した。

 

フン・マネット氏との会談では、王外相はカンボジアとの関係をさらに強化していくことを再確認した。フン・マネット氏はカンボジア政府として「一つの中国」の方針を支持し、中国の内政には不干渉の立場を貫く姿勢を強調した。

 

王毅外相はこのほか、シハモニ国王、フン・セン首相とも会談した。


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