カンボジアの災害、2023年は前年比31%増
カンボジアの国家防災委員会によると、2023年には国内で1000件以上の災害が発生し、400人以上が死傷、2万棟近くの家屋が倒壊した。クメールタイムズ紙が報じた。
同委員会によると発生した災害は暴風、洪水、落雷など1018回にのぼる。これは2022年と比べて31%増加しているという。災害の被害としては、123人が死亡、278人が負傷。市場や倉庫、学校などのほか、18,000棟以上の家屋が倒壊した。
また、昨年は571件の火災が発生。636戸の家屋と499の市場の屋台、倉庫14か所、学校1棟、手工芸品工場11か所、公共建築物14か所が火災で損壊した。火災による死者は30人、負傷者は44人にのぼった。
落雷による被害も昨年は143件にのぼった。国内で84人が死亡、59人が負傷した。107頭の家畜が死んだ。