カンボジアの先住民、85%が経済活動に従事

カンボジア政府の計画省はこのほど、「カンボジアにおける先住民族の人口動向および社会経済状況に関する2024年国家報告書」を発表した。

2019年の国勢調査によると、カンボジアの総人口のうち先住民は1.11%に相当する17万2980人。22の民族がいるという。その94%が、ラタナキリ、モンドルキリ、クラティエ、プレアビヒア、ストゥントレン、コンポントムの各州に居住している。

クメールタイムス紙が報じたこの報告書によると、15歳以上の先住民の85.2%が経済活動をしている。そのうち男性は87.9%、女性83.5%。先住民の失業率は0.7%となっている。また、先住民の44%が自営業であり、そのうち49.3%が賃金なしで働いていて、特に15歳以上の女性が多いことも分かった。

同紙によると、先住民の職業はそのほとんどが農業であり、工業部門に従事しているのはわずか1.7%だという。

(参考:https://www.khmertimeskh.com/501610509/higher-percentage-of-indigenous-people-than-khmer-in-labour-market

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