カンボジア「地雷の苦しみを希望の光にした」 国際会議でスピーチ

スロベニアで開かれた地雷・不発弾の被害者支援について話し合う国際会議で827日、カンボジアの地雷対策・被害者支援局(CMAA)のリー・トゥ上級大臣がスピーチした。クメールタイムズ紙が報じた。

報道によるとトゥ氏は「かつて地雷の重荷を背負っていたカンボジアは、政府および国際的なパートナーの揺るぎない取り組みにより、目に見える進歩を遂げ、苦しみを希望と回復力の光に変えた」と述べた。

カンボジアは、地雷や不発弾の影響を最も受けている国の一つであり、30年にわたる戦争や内戦により、推定で400万から600万の地雷や弾薬が国土に残されているとされる。フン・マネット首相は7月のスピーチで、1992年以降で約3000万平方キロの地雷・不発弾の汚染地域で撤去を完了した、と述べた。しかしまだ1700万平方キロが残されており、100万人以上の人々を危険にさらしている、という。


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