カンボジア、「新投資法」を施行 ジェトロが11月11日にオンラインセミナーを開催
カンボジア通信 No.21/79
2021年10月27日版
カンボジアは10月15日、カンボジアで会社を設立する企業への投資優遇策をまとめた「新投資法」を施行した。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、新法は、新規投資の誘致や、既存投資企業のビジネス拡大を促進する内容になった。
ジェトロによると、主な改正点は、次の通り。
●申請から登録完了までの期間が20営業日に短縮。
●投資家保護策として、資産、知的財産、権利などの保護。
●投資優遇18分野・業種の設定。カンボジア発展に寄与する分野および投資活動と判断されるものは当該18業種以外でも優遇措置の対象となりうる。
などとなっている。
新投資法の詳細は、ジェトロの「ビジネス短信」を参照。投資法の仮訳も添付されている。
この新投資法は日系ビジネスにも大きくかかわるため、ジェトロは11月11日午後2時(日本時間)から、カンボジア開発評議会(CDC)、みずほ銀行とともに「新投資法セミナー」をオンラインで開催する。カンボジア政府のソク・チェンダ大臣らも出席し、投資法の概要や、質疑応答が行われる。
開催方法はZOOMを利用したオンラインで参加費は無料。申し込みはジェトロのウェブサイトから行い、締め切りは11月10日となっている。
参考:ジェトロ「ビジネス短信」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/…/6ce1380d94cf039c.html
カンボジア「新投資法セミナー」申し込みページ
https://www.jetro.go.jp/events/bda/bd950bd3baab0ecc.html