東ティモールがASEANに正式加盟
東南アジア諸国連合(ASEAN)は10月26日、東ティモールを11番目の加盟国として正式に認めた。新たな加盟国を迎えるのは1999年のカンボジア加盟以来26年ぶり。
クメールタイムズ紙によると、東ティモールのシャナナ・グスマン首相は、ASEAN首脳会議が開かれていたマレーシアのクアラルンプールで、ASEAN加盟国の首脳らとともに文書に署名し、正式に加盟した。議長国マレーシアのアンワル首相は「東ティモールの加盟は、アセアンファミリーを完成させるものだ」と祝福した。
グスマン首相は、「東ティモールは謙虚さと誇りを胸に、相互尊重、平和的協力、多様性の中の統一、地域連帯というASEANの中心的な価値観を受け入れて加盟します」と述べたという。