カンボジアと中国の海軍、初の対テロ合同演習を実施
カンボジア海軍と中国の海軍は5月16日、初めてとなる対テロ合同軍事演習「グローバルドラゴン海軍演習2024」を開始した。クメールタイムズ紙などが報じた。
同紙によると、合同軍事演習は12日間。それぞれの経験の共有、両軍の相互信頼を強化し、関係を深めることを目的としている。訓練では、テロリストにハイジャックされた貨物船からの人質救出作戦を想定。カンボジア、中国の海軍から合計782人、艦船14隻、ヘリコプター2機が参加したという。
カンボジア王国軍の報道官は、この訓練が地域の平和維持のため、海軍の機動力を強化する目的であることを強調した。