「『スカンボジア』は侮辱」 カンボジア政府、米紙を非難
カンボジア情報省は4月22日、米国の「ウォールストリートジャーナル」紙が4月19日付けで掲載した記事の見出しに、スカム=詐欺とカンボジアを合わせた造語「スカンボジア」を使用したことに対し、「国の名誉を傷つけるものだ」と激しく非難した。
クメールタイムズ紙によると、この記事は「『スカンボジア』でサイバー犯罪がいかに主要産業となったか」と題し、カンボジア国内において急増するサイバー犯罪を検証した。
記事は、カンボジア当局がこうした犯罪の取り締まりに取り組んでいることを認めつつも、犯罪ネットワークを完全に解体するには依然として課題が残されていると指摘している。
カンボジア情報省のアスナリス次官は、「主権国家の名称を用い、それを世界的な犯罪問題と結びつけることは、その国に対する差別を生み出すものだ」として、「カンボジア国民の尊厳に対する侮辱であり、国際社会におけるカンボジアの地位を損なうものだ」と述べた。