「すべての国民に適切な医療を」 UHCロードマップのワークショップを開催
カンボジア政府は12月19日、「カンボジアにおけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)へのロードマップ2024ー-2025」を周知するためのワークショップが開催された。ロードマップは2024年5月にフン・マネット首相が発表し、医療の適用範囲を総人口の80%に拡大することなど3つの指標が掲げられている。
クメールタイムズ紙によると、このワークショップは、ロードマップの目的や内容、意義などについて、市民や関係者の意識を高め、その実施にかかわる各省庁や機関の役割と責任を明らかにすることだった。市民社会組織、カンボジア政府の経済財務省、保健省、労働職業訓練省、内務省、教育・青年・スポーツ省などから約100人が参加したという。
カンボジアにおけるUHCの目標は、すべての国民が、必要な時に必要な場所で、経済的な困難に直面することなく必要な質の高い医療サービスを受けられるようにすること。健康増進、疾病予防、治療、リハビリテーション、緩和ケアなど幅広いサービスが含まれる。
また、ロードマップに掲げられた3つの主要指標は、①社会的な医療の適用範囲を総人口の80%に拡大すること ②必須医療サービスの提起用範囲を80%に引き上げること ③医療費の自己負担分を医療セクターの総支出の35%に削減することーーだという。
(参考:https://www.khmertimeskh.com/501611054/video-uhcc-hosts-workshop-on-cambodias-2024-2035-health-coverage-roadmap/)