コーケー遺跡が世界遺産に 国内4番目
カンボジア通信 No.23/69
9月 17日
国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は9月17日、カンボジアのコーケー遺跡を世界遺産に登録することを決めた。カンボジア国内には、アンコール遺跡群、プレアビヒア寺院、サンボ―プレイクック寺院地区の3つの世界遺産があり、今回で4つ目の登録となった。
コーケー遺跡はプレアビヒア州にあり、その広さは1,187ヘクタール。10世紀前半、ジャヤバルマン4世により建設された。
プノンペンポスト紙によると、コーケー遺跡の世界遺産への登録は、2018年から取り組みが始まっており、途中、新型コロナの感染拡大など苦難があった。フン・マネット首相は、今回登録が実現したのは「関係者の努力のたまものである」と述べ、感謝の意を示した。