クメール正月連休は予定通り 市中感染はさらに拡大

カンボジア通信 No.21/21
  2021年 3月21日版 


カンボジアのフン・セン首相は3月21日、カンボジア独自のクメール正月の連休をカレンダー通り4月14日から16日までとすることを発表した。一方で国民に対し、不要不急の移動を避け、新型コロナ感染予防対策を徹底するように求めた。

地元紙の報道によるとフン・セン首相は、公的機関の職員はすべて、414日から16日のクメール正月に連休を取得することができるとした。民間企業については、雇用主と労働者との合意のうえ、連休とする。また民間企業の雇用主は、労働者がクメール正月の連休を返上し、代わりに他の休日と合わせた時期に取得したいと希望した場合は、話し合いをしなくてはならない、としている。

フン・セン首相は、新型コロナ感染予防を徹底すること、感染の危険性の高い地域への不要不急の移動を避けること、宗教行事を含めたイベントや集会を開かないこと、を国民に求めた。

カンボジア国内では、220日にプノンペンで発生した新型コロナの市中感染拡大が今も続き、1カ月余りが過ぎても収束する気配をみせていない。322日現在で市中感染による陽性者は1233人に上っている。プノンペンだけでなく他州でもクラスター感染を発生させるなど、昨年1月末にカンボジア初の新型コロナ陽性者が確認されてから、最も深刻な事態になった。カンボジア政府は昨年のクメール正月の連休を返上、8月に振り替え連休を設定したこともあり、今年の動向が注目されていた。



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