カンボジアで初めての新型コロナ死者

カンボジア通信 No.21/19
2021年 3月11日版

カンボジア保健省の発表によると、3月11日午前、プノンペンのクメール・ソビエト友好病院に新型コロナ感染で入院していたカンボジア人男性(50)が死亡したと発表した。新型コロナによる死者はカンボジア国内では初めて。

地元の報道などによると、男性はプノンペン在住だが、プレアシアヌーク州で、新型コロナに感染した中国人が乗った車を運転していた。2月27日に陽性と診断されていた。
カンボジア国内ではプノンペンを中心に市中感染が拡大しており、「2・20事案」と呼ばれている。3月11日朝までに、プノンペン、プレアシアヌーク州、プレイベン州、カンダ―ル州など国内10州で652人の感染者が確認されている。今回亡くなった男性も、2・20事案で感染した中国人を車に乗せたとみられている。
2・20事案により、プノンペンやプレアシアヌーク州では感染者が確認されたマンション、ホテルなど多くが封鎖された。隔離措置となった建物では住民すべてが検査を受けている。プレアシアヌーク州のシアヌークビルでは貨物や緊急車両以外の通行を禁止する措置をとっており、それ以外にも村や地区ごと封鎖したり、州境で検問を設けたりしている場所がある。国内の移動は禁止されていないが、検問や封鎖により制限されている。

また、カンボジア政府は、隔離中の場所から逃げ出した場合の罰則などを設けた新型コロナ予防法案の早期成立を目指して国会に提出。国会での審議が続いている。


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